在り方・考え方

人に指導するときは、ティーチング(教える力)だけじゃなくコーチング(導く力)も大切だと思うのです

人に指導するときは、ティーチング(教える力)だけじゃなくコーチング(導く力)も大切だと思うのです

着付け講師として活動して8年。

「3ヶ月で必ず着られるようになる」とうたってますが、
いつも簡単にゴールに導けるわけではありません。

ほとんどの方は、スイスイ―っと上達していかれますが、
中には、「できない・わからない」とおっしゃって、
上達にストップがかかる方もあります。

着付け講師初めて2年目の頃に出会った生徒さんは、
十分着られるようになっているのに

「こんな着付けでは、母に怒られる」とおっしゃいました。
一緒に住んでるわけではないのに?

その時、小さな衝撃を受けました。

着物ってね、
例えばお母さんのおさがりを着ていると、お母さんを感じることができます。

その反面、お母さんとの色んな思い出をよみがえってきて、
時にはそれが、ブロックになることもあるんだな。


うちの母は自由奔放だし、私達にも同じように自由にさせてくれたし、
あまり怒られた記憶もないから、そういう感情に気づけませんでした。

そこで、私は心のことを学び始めました。

やり方は知っているから方法は伝えられる(ティーチング)

だけど、やり方だけではゴールに導けないときがあると感じたときに、
コーチングを学ぶ必要があると思いました。

たまたま、結婚する前から夫が読んでいたコーチングの本が、本棚にぎっしり並んでいたので、

私がコーチングにたどり着くまで時間はかかりませんでした。

最初、コーチングに興味を持ち始めたときに、自分で独学で身に着けましたが、

その後、私自身が講師を育てるにあたり、
それを言語化するために、自分自身も学びに行くことにしたのですが、
それにより、さらに理解が深まりました。

結果・・・

コーチングは着付け教室の運営において、色んな所で関わってきます。

もちろん、指導者として「教える」というのは当たり前の行為ですが、
生徒さんができないときにやり方を教えるだけではなくて、
その根本的な理由に寄り添うためには、欠かせないことです。

生徒さんの「技術を伸ばす」とき(特性を見抜いてそこを伸ばす)
生徒さんの「心の声」を引き出すとき(できないと感じているホントの理由を引き出す)
生徒さんとのコミュニケーションをとるとき
生徒さんのご家族とのコミュニケーションをとるとき(直接かかわらなくてもご家族との間接的なコミュニケーションも意識してます)
生徒さんの着物を選ぶとき(なりたいすがたを引き出す)
生徒さんの背中を押すとき(私が決めるのではなく自分で決められるように采配する)
組織として動かすときに、指揮を取るとき
指導者としてのマインドを整えるとき
起業家として、何かを仕掛ける時

全て、コーチングの学びが生かされてます。


とても技術力が高い着付けの先生でも、
「私、教えるの好きじゃないねん」という着付けの先生もおられますが、

技術力と指導力は違うんですよね。

何でも器用に覚えられる人は誰から習っても身につきますが、
そうでないかたは特に「誰から学ぶか」は大切。

(それについては話がそれるからまた別記事で書きます)

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