「一つ身」「三つ身」「四つ身」「本身」って何のことですか?

「一つ身」「三つ身」「四つ身」「本身」って何のことですか?

大人の着物のことを「本身」と言います。

前回(2016年3月)のエントリーで、『十三参りは「本身」の着物に初めて袖を通す儀式でもある』と書きました。

URL2 十三参りの着物。「本身」の振袖に肩揚げをしてもらいました

では、「本身」の他に何があるの?

七五三は?お宮詣りは??どんなきものを着るの?

などなど、気になりますよね?


というわけで、私なりにまとめてみました。

一つ身・三つ身・四つ身・本身という種類があります。
(以前は二つ身もありました)

これは反物の裁ち方の違いです。

<一つ身> 

(小裁ちともいう)

赤ちゃんから二歳ぐらいまで
産着や祝着
※後ろ中央には縫い目がない

<三つ身>

二歳~四歳くらいまで
身丈の三倍の布で身頃を作るので、こう呼ばれている。
七五三の三歳の祝着として用いられることもある

<四つ身>

(中裁ちともいう)
四歳~十二歳くらいまで

一反の半分、または3分の1の布を用いて裁つ。
身丈の4倍を身頃幅として後ろ幅から衿を取る。

子供の成長に合わせて、肩揚げや腰揚げをして、丈や幅を調整する。

※お宮参りの祝着をお誂えする場合は、四つ身にお仕立てすることが一般的。
これにより、七五三の三歳と七歳に着用することができる。

仕立て上がりのものは一つ身のものが多く、知らずに購入すると、
三歳の時は着用できるが7歳の時はできないうことになるので注意。

<本身>

(本裁ちともいう)
十三歳~
本身=大人の着物と同じ仕立て方。

十三参りの祝着
※身体は子どものため、肩揚げをする。

肩揚げしてるときの写真(十三詣り)

肩揚げしてないときの写真(成人式)

参考までに、花街の世界では、18歳を過ぎたら肩揚げは外すそうですが、
最近の小学生は結構体格もよいので、十三参り終わったらはずすことが多いようです。

ですので、小学校の卒業式では肩揚げがある子とない子が混在していても問題ないそうです。

「そもそも十三詣りってなんですか?」という方は、こちらのページもご確認下さい。

URL2 十三参りって何ですか?

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